「課題解決型のデジタルカンパニー」というポジショニング戦略

2006年に、それまでの本業だったカメラ事業と写真フィルム事業から撤退し、複写機などの開発・販売に舵を切り、コニカミノルタはデジタルトランスフォーメーションへの取り組みを加速させている。

 

コニカミノルタは2003年、フィルムメーカーのコニカと、カメラメーカーのミノルタの経営統合により誕生。2006年には、本業だったカメラ/写真事業から撤退。複合機や印刷用機器、ヘルスケア用機器、計測機器などBtoB(企業間)事業を中心に戦略変更した。

 

事業領域の選定の根幹にあるのが「ジャンルトップ戦略」。「成長が見込める領域、勝算のある領域にリソースを集中することで、各領域のトップ企業を目指す」という考え方。これを前提に「今後、20年、30年と事業を継続できるように、デジタルトランスフォーメーション(変革)に取り組んでいる」

 

自社で持つコアの技術や資産を活用しながら、「ITを使った各種サービスによって顧客企業の総務や経理、IT、マーケティングといった各部門が抱える課題をワンストップで解決する」もので、「生涯価値モデル」と呼ぶ。